カム・バック !!

実家に寄る用事があったため帰省
自分の部屋って言っても今じゃオヤジとオフクロのカーゴ・スペースだが

懐かしい写真や今自分の部屋に持ってこれてないダン・ボールに箱づめのレコード
たまーにみるとついつい時間が経つのを忘れるくらい没頭できる

ダン・ボールに入っている昔着てたシャツやジャケット
たまーにみるとうれしい チョッと試着したりして
「あーコレもう派手だから着れないなー」 赤やピンクが多い

もっと深い押入れのデット・ゾーンにある雑誌やエロ本
今日改めて見ると「よくこんなのでボッキしてたよなー」って自分の想像力に改めて感心!感心!
ひとしきり感心したところで 元に戻してたら
(今回は感心だけ 念の為 間違ってもビル・ヘイリーと俺のコックスは引っ張りだしてません)
おや?
ってな小さいオドロキがあった 並べて写真を
カム・バック !!_c0040110_15241015.jpg

コレって 中身入ってません 全部カラです つまりゴミ
ゴミ自慢だけど27缶同じポマードを高校生の頃使ってたんだろうね このヒトは
カラを捨てないで バッカだねー

さて本文
エルヴィスが音楽活動としてのライブを一切辞め
チープなハリウッド映画を一通り作ったがジミーにはなれなかったと決断して
キング・オブ・ロックンロールに返り咲きだと
昔の仲間 スコティやDJを引き連れて68' カムバック・スペシャルというライブを行う
ブラック・レザー上下にリーゼントの33才のキングは
色気とホンモノのみが持つハクリョクを備え持っていた

ロックンロールの女神は完全にビートルズとアツい仲だったが
このライブはTVでも中継されその視聴率は全米で70パーセント越えた
10人中7人・・・TVのあるヤツほぼ全員観たってコトだね

ホンモノは例え何年経っても色あせはしない・・・

オレが最近聴いてるのはこんなカンジ
カム・バック !!_c0040110_15304157.jpg

上段左は 先日ご紹介したブローミン・ブラザーズの新譜
1曲目のGUN THE BIKE は早くもネオ・ピュア・ロカビリーの名曲殿堂入りの兆し
ラストのI SURE MISS YOU (エルヴィスのとは同名異曲)まで一気に聴かせる

その隣り赤いジャケのトゥ・フェイスはサクマさんトコの新譜
デューク・佐久間さん この方も日本のロックンロール・シーンを長年盛り上げてきている
ファースト・アルバム「デューク&ザ・サミッツ USE YOUR TONGUE」発売から早や11年
カム・バック !!_c0040110_16201763.jpg

ある意味このアルバムもカム・バック・スペシャルですよね
ロカビリィ人生から一変 ジャズ・バンド編成のビル・ヘイリー・スタイル
個人的なお気に入りは
12のJEZEBEL
20のTHE NIGTH IS SO LONELY
どちらもジーン・ウィンセントのカバーだか
素晴らしいセンス ! アレンジ !!  佐久間さんがホンモノだってコトみんなもっと知って欲しい
サミッツ時代にはよくライブも拝見しました 彼のエンター・ティナー性は
他のカッコつけてるロカビリアンとは器が違いすぎる 
お客さんを楽しませるパフォーマンスは 役者がちげーすぎるよ
ってなんだかファン・レターみたいになっちゃいましたが・・・

気を取り直して次

ストレイ・キャッツがトム・キャッツって名乗ってた頃のデモ音源集
このたびは海賊版と違ってオリジナル・オープンリール・マスターより収録だから
オトもイイんだどね
まブライアン好きなら外せないだろーね
FISHNET STOCKIMG も ROCK THIS TOWN も こんな歌い方だったんだなー
フランキー&ジョニーって未発表曲も入ってた
ま スキなひとには参考資料程度に


下段左側 コレは問題作です
パット・カップの新作です ええ新作 !!
カム・バック !!_c0040110_16425060.jpg

みんな大好き
LONG GONE DADDY や DO ME NO WRONGなんかのオリジナリエイター
で特に日本じゃスラップがハッキリ入ってる彼の楽曲は人気が高いけど
もういま何歳だろう ?  だけどね
「もうオジイちゃんだからドゥ・ミー・ノー・ヴロング無理無理だろー?」
って思ってるでしょ?
先入観はイイ意味で裏切られるね アッサリと だって全曲ドゥ・ミー・ノーヴロングだぜ

全曲オリジナルでセルフ・コピーも無しのイサギヨサは
まるでコレからまたカム・バックするぜーってイキオイだよ ピュア・ロカ好きに大スイセン !!


その隣り 待ってましたー 血涌き肉踊る THE BOPPERSの新譜
以前も紹介したけど 懐かしいよねー
アルバムもチョッとアメグラ形式で
写真よく見えないけど メンバー写真上が80年代の最盛期 下が今
イイ意味でカッコよくトシとってます
なにがスゴイって2枚組44曲収録でおなじみのホコテン・テープ録音ベストテン入りの

アト・ザ・ホップやポエトリー・イン・モーション フー・フット・ザ・ボム
リトル・ダーリン ミスター・べースマン カム・ゴー・ウィズ・ミー・・・

があのポッパーズの美しいコーラスでよみがえる 
今回新録で
ベイビー・カム・バック・トゥ・ミー マイ・ガール ギター・マン 他四曲
WAKE ME UP BEFORE YOU GO! GO! はワムのカバーだけど
ポッパーズのドゥ・ワップでサイコーの仕上がりです
ドウ・ワップ好きならずとも大スイセン !!


最後はシャナナ!
「シャナナなんかと比べるとまだまだなんだけどー・・・」のシャナナ!!
新譜だよ うれしいねー カム・バックっていうより もっともっとガンばって欲しいねー

全曲オリジナルで なんと今回
15はTOKYO BOPって・・・
あのコニーちゃんが「ギンザ、ハラジュク、ロッポンギ・・・」って歌ってる スゲエ
コレUS盤なんだけど ムチャ日本語だし 
つまり日本人も世界的にロックンロールは認められたってコトなのかー
16は パット・ブーンがゲスト・ボーカル
「BLUE BLUE」って曲
♪ラブ・レター・イン・ザ・サァンドー♪っぽいメロウなバラードで溶けます

シャナナ スゲーぜ やっぱりアンタらナンバーワンだよ
アルバム・イッパツ目の キャット・イン・PTクルーザーはココでプロモ見れます
シャナナ
ボーダー・ストライプにサングラスのコーラス ドニーさん健在です 大好きです !

カム・バックしてもダメなヤツもいる ホンモノじゃなかってコトだね
オレ ? オレはゲンエキだから カム・バックは一生ナシだ
by hey.onetwo-okujun | 2006-07-30 17:37
<< SEA OF LOVE 2006新製品ポマード >>