BUDDY HOLLY

やー 無事京都から帰ってきました オレが住んでるトコより涼しく感じたなー
夜なんかスーツ着てネクタイ締めててもゼンゼン暑くない

その代わり 昼は灼熱地獄でしたが・・・

京都の女のコ コトバがやさしくで 癒されるよ
「・・・してくれへんの?」 「・・・されたらよろしゅうおすに」 「・・・おーきに だいすきやわーん」
「また こんども きてくれはるやろ? ぜったいやで」
ハイ 行きます! 行きます! 行きます! イキまーす!

アホだねー 相変わらず いつまでたっても オレゃ

チャールス・ハーディン・ホリー
1936年9月7日 ウエスト・テキサスの綿花栽培地域 ラボックにその彗星は生を受ける
何も無い町 ただ見渡す限りの荒野 大人は綿を摘む 白人も黒人も 男も女もだ
音楽か好きな少年の選択肢は地元のカントリーバンドに参加するか
もしくは父親や親戚、近所の人、まわりの人、クラスメイト、と同じ仕事 「綿摘み」をするか
それも死ぬまで

幸いにして地元カントリーバンドのボブ・モンゴメリーのグループにボーカル&ギターで
招かれる
ボブは西部の男たちの労働歌を得意とした 
言わば労働が終わって一杯バーボンをひっかけに安酒屋に来ている人に
♪苦労して 育てた綿の今日は収穫 やっと息子のボブに約束のブーツを買ってやれる♪
♪苦労をかけてる妻のメリー いつも何も言わずついてきてくれてありがとう
 今日は感謝の日だ さあ 好きなドレスを言っておくれ♪

みたいな 泣ける労働者の演歌みたいなモンだね

54年 高校を卒業したホリーは地元ラボックのKDAVで「バディ&ボブショー」のレギュラー
に出演するようになる

その頃バディが作った作品は「DOWN THE LINE」 アップ・テンポのブギー
カントリーからロックンロールに変革する過渡期の曲でイントロの
「チャーラ、チャララララ・・・」はバディのギター
1956年ナッシュビルのデッカ・レコードと契約し16曲を録音するバディ・ホリー
この契約についてはいろいろな説があるらしいが 一番代表的なものを

1955年ある日エルヴィスのツアーがアメリカ南部を中心に始まっていた
RCAに移籍するまえのハナシだ
テキサス州 ラボックにもエルヴィスのパフォーマンスは訪れ その前座として
「バディ&ボブ」が選ばれた
プレスリーのパフォーマンスに刺激されたバディはステージ狭しと踊りながら歌った
ソレを見たデッカ・レコードのスカウトに後ほどオファーがあったのだが
シンガーとしての可能性を秘めたバディのみ呼ばれ
カントリー志向の強いボブにはオファーは無かった

バディ・ホリーのシンガーとしての魅力
バディの声はリトル・リチャードやエルヴィスのように「図太い」ものに比べ高い音質
声が細いし 実際曲によってはギターの音量に負けてるモノもしばしば
しかし 彼には他にない歌い方と魅力がある

ピーカップ唱法 というイマではロカビリーで当たり前のこの歌い方 実はバディ・ホリーが元祖
いわゆる「シャックリ唱法」
例えば RAVE ON

A-well the little things you say and do
They make me want to be with you-oo-oo

下線の部分がピーカップしているのだが 最初のA-のトコロからピーカップ
そしてyou-oo-ooのトコはブラック・キャッツの誠チャンも何回もリピートしたと思う

そして PEGGY SUE

Oh well Ilove you gal Yes I love you Peggy sue

あ 下線のトコが低音を強めて歌い 太文字のトコが高音を強調している
まるでローラー・コースターのように断続的に上昇降下してフレーズのコントラストを作っている

バディ・ホリーと言えば忘れてならないのが「自作自演」ってコト
デッカ・レコードに移籍し死ぬまでの間約50曲の曲を彼自信が作詞作曲している
(曲によっては作曲のみ)
シンガー・ソング・ライターって後々ボブ・ディランが初めてとか言われているし
ビートルズ、キャロル など20世紀のロックンローラーのお約束ゴトになっているけど
ホントはさ バディ・ホリーが最初 

確かに40年代 R&Bのアーティストが即興で作ってストリートで
演奏していたかも知れないけど レコーディングのレベルまではねぇー
エルヴィスやリトル・リチャード ヒトの書いた曲を歌ってますから
パフォーマンスや歌唱力、表現力 ルックスも確かにヒットするには大切だけど
ミンナが知ってるあの名曲、この名曲 実は知らないヒトが作ってたんだぜ
え? ショック? でしょ? でも現実
バディ・ホリーの曲は 6割以上メイド・バイ・バディ・ホリーだからね

1959年2月2日
ツアーのメンバーを乗せたチャータ機は悪天候を押して離陸
リッチー・バレンス ビック・ボッパー 
と共にもう 2度とそのチャーター機は着陸することはなかった
バディ・ホリー 享年23歳

アメリカン・グラフィティでジョンが言ってたこんなセリフ
「バディ・ホリーと一緒にロックンロールも死んだ」
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そんはバディ・ホリー イロイロあるけどオレの好きな曲 ベスト5
(2005年6月11日現在)

5.BABY WON'T YOU COME OUT TONIGHT
初期のカッコいいロカビリー 身震いします

4.ROCK AROUND WHTE OLLIIE VEE
これぞバディのロックンロール 文句ナシっす

3.IT DOESN'T MATTER ANYMORE
ミディアム・テンポのポップ・バラード バディらしい曲 何回もリピートしたい

2.STAY CLOSE ME
コレ最初見つけたときドキっとしたなー「♪あぁなたぁから~あ・いのコトバ~♪」
ブラック・キャッツビビアンのDear Vivienneです

1.THAT'S MY DESIRE
コレはバディの曲ではなくカバーだか この曲にバディの声がピッタリあってる
感情ダップリに歌い上げてマス ステキです

トップ5にはモレタがバディの曲は京都のように癒されます
LAST NIGHT
LONESOME TEARS
HEART BEAT
MOONDREAMS
PEGGY SUE GOT MARRIED
CRYING WAITING HOPING

あとカバーだかLeiver-Stollerの名曲
BABY IDON'T CARE はエルヴィスを越えるイキオイ!
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彼の愛したブラック・スェード・シューズ ずーっと探してます
by hey.onetwo-okujun | 2005-06-11 18:11
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