THE CRESTS


先日2月9日はビル・ヘイリーの命日でして
大阪のとあるライブ・ハウスではHaley's Niteという追悼ライブをやっている
エルヴィスの追悼ライブなら よく聞くハナシだけど
ビル・ヘイリーって 珍しいよね

サックスの入った ロカビリー・トリオで
アクションの出来るボーカルが専任でいる
っていうメンバー構成が王道
ステージングもよりコミカルなアクションやコーラス・グループにも似た振り付けも
だから見ているコッチも楽しませてくれる

ビル・ヘイリー・サウンドこそ ある意味ロックンロールの究極なのかもしれない

そんなビル・ヘイリー・サウンドを愛し続けるバンドが4組 それぞれのカラーで
カバー曲を披露する
あるバンドはよりコミカルに あるバンドはより原音に忠実に…
今年でもう6回目というコトで 企画のWILD JIVEの皆さま ありがとうございました

地元の仲良しのバンドのサックス・プレイヤーに誘われ
遊びに行って参りましたが いゃー大阪はアツい !! そしてノリが濃い !!
でもヒサビサ楽しいイベントでしたよ

HOPを盛り上げて下さったDJの皆さん、一緒に行ってくれた仲間…
ホントにオツカレでした そしてありがとうございます

でココは本来ならビル・ヘイリーのコトを書けばいいんだろうけど
既にやってるので
今日は次の曲(笑)Sexteen candlesをやってた
THE CRESTSについて
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1955年ごろの下町マンハッタン
近所の気の合う仲間たちが集まってストリートでア・カペラを歌っている
楽器が買えなくたっていいんだよ 1セントもポケットに入ってなくたって一日じゅう楽しめる
ハーモニーがキマればキモチいいし ソバを歩いてるキュートなあのコの視線もクギ付けなんだぜ

ある者は街角の焚き火をしているドラム缶のそばて またある者はホット・ドッグ・スタンドのそばで
うまく行けば残りもののホット・ドックにありつける

そんな貧しい地域 でも明るく仲間と楽しむ毎日 きっとゴマンと居ただろうね
ただ少し違うのは黒人3人(1人は女のコ)と白人2人の混合グループ
ホワイトでもないブラックでもないドゥ・ワップ・グループ

ココで言う白人はいわゆるプア・ホワイトつまり移民のコト
イタリア系、プエルトリコ系の移民は黒人(黒人もアフリカの移民)と何ら変わりのない
仕事にあぶれ 家族を養うために仕方なくワルイ事をし異人種間で結婚もフツーの事だよ
そのヘンのイメージは The Wanderers って映画を見てくれ
そんな名もないグループのひとつがザ・クレスツ

ビッグ・チャンスは突然 ある日のストリートで小さなレコード会社のボスの妻の目に止まって
Joyce Recordsと契約 何枚かのシングルを吹き込む
その後Coed Recordsに移籍してイタリア系ジョニー・マエストロがリード・ヴォーカルで参加

ジョニー・マエストロのツヤのある歌声は後世までも「天才」と評価され
あの
ドミノス~ドリフターズ初期のクライド・マクファター
ドリフターズ中期のベン・E・キンク゛
クレスツのジョニー・マエストロ
の3人は「ドゥ・ワップ界の名ボーカリスト」の名声を獲得している

ベン・E在籍中のドリフターズもそうなんだけどクレスツを聴いて一番感じるのが
マイクのセッティング
どー考えてもコーラス・グループじゃないよね
リード・ボーカルが目立ちすぎ
内山田洋とクールファイブって昔あったじゃん アレの前川清のイメージね

ドゥ・ワップ・コーラスグループの美しいハーモニーはココには感じられないけど
ジョニー・マエストロの伸びのある美声はいつ聴いてもキモチいいんだよなー

そんなクレスツの名曲の数々 しみじみと聴いてみよう

16 Candles (58/11 Coed 506)
もうおなじみのアレです アメ・グラのサントラのA2曲目
ジョン・ミルナーの32フォードが夜の街をクルージングしているイメージ
ストレイ・キャッツも84年に映画のタイトルでカバーしてるけど
比較して聴いても声のノビツヤが大人と子供の差
(またブライアン・ファンに怒られそうだよ)

What a Surprise (62/04 Coed 549)
ジョニー・マエストロの真価爆発 ! このヒトやっぱスゴいわ
名バラッドの殿堂入りだね

Trouble in Paradise (60/06 Coed 531)
60年に入り時代の流れを取り入れポップの要素を取り入れた
いわゆるポップン・ロールの快作 

Pretty Little Angel (58/06 Coed 501)
Coedレコードのデビュー作 この頃はまたコーラス・グループのハーモニーが
残ってるよね パックのベルの音が効果的でジョニーの歌声に花を添える

The Angels Listened In (59/07 Coed 515)
アメリカでクレスツと言えばこの曲
ポップの歴史を語る上で外せない名曲

Six Nights a Week (59/03 Coed 509)
オレがクレスツの中で一番スキなバラッド
ジョニー・マエストロはサイコーです ラストの♪Sunday,Monday…..ってトコカッコいいネ

I Thank the Moon (58/06 Coed 501 B side)
ゴメン クレスツの中で一番スキなバラッドはコレ
シャネルズの月の渚you’ll be mine にメロディの展開が似ているような気が…
歌うまいし…もうホント何回でも聴いていられる

Step by Step (60/02 Coed 525)
ヴィーナスの10インチ JAST POP SIZE でコニーさんが可愛く歌ってる
クールスのチェンジリングのアルバムでは DREAM DATE って曲名でムラさんが
お得意のポップ路線でカッコ良く歌ってるアレ
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Beside You (58/11 Coed 506 B side)
いわゆるファイブ・サテンズのIn The Still Of The Nightです
ファイブ・サテンズのバーションと明らかにリードの出かたが違う
ジョニー・マエストロ気持ちよく歌ってるなー 

最後はお約束のYOU TUBEでも見ながらのお別れです
Six Nights a Week


by hey.onetwo-okujun | 2008-02-13 02:32
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