最近 たまに行くライブ・バー
マスターが「ツタヤ大好きなんですよー」と言ってた よくよく聞いてみると 入ってイチモクサンに行くコーナーは「セルDVD」のコーナーらしい でエルヴィスのDVDとかロックン・ロール・ムービーをチェックしてるらしい その辺がレンタル・エロDVDコーナーしか歩行導線のないオレとは違うね オレの場合 ツタヤ入り口→わき目をふらずレンタル・アダルトコーナーへ→わき目もふれず巨乳コーナーへ →棚のレイアウトはすでに自分の部屋のごどく熟知→新作を3秒で見つける →二本とって(一本目が失敗したトキの保険)レジへ→わき目もふらず出口へ のオレと全く違うライフ・スタイルを送ってるようだ 試しに昨日セル・コーナーに入ってみた え?こんな安いの? アメ・グラやグリースがなんと一枚1,500円! しかもですよ 二枚買うとどれでも合わせて2,500円(税込)っていうじゃないですかぁ タカタ社長もビックリの「ニマイでニーゴー」なのですよ あのロックン・ローラーたちのバイブルと呼ばれる名作が なんと ショップ・オリジナルのTシャツ一枚より安いんだよ! こりゃ買わなきゃソンソン ってオレはツタヤの宣伝なんかしようとしているワケではなく それ以外でツタヤに用事はないってコトが言いたいんだけど… で購入したのがクライ・ベイビー 持ってなかったしね 過去2、3回見たけど ピンと来なかったのも事実 さっきまで観てたんだけど コレ イイよねー 今日はCRY・BABY 再考なんですよ 内容はこのブログ見てくれてるヒトなら知っているだろうから思い切って省略します 監督はあの「ヘヤ・スプレー」のジョン・ウォータ-ズ 間違いなく50‘S 60’S のアメリカ文化、音楽が好きなヒト! ココでチョッと考証してみよう アメ・グラはジョージ・ルーカス 氏の50‘S好きは有名 50‘Sをチャンとわかってる監督だ グリースは?ランダル・クレイザー?しらねーけど んー代表作は ちょっとヨワイ… まグリースはキャストがスゴいけどね シャナナとかフランキーとか やはり俳優のセリフ回し、ポーズ、表情などを細かーくオーダーつけるのはディレクターでしょ エルヴィスっぽくクチをユガめたりサ クールな歩き方とか、セクシーなポーズとか、ワルっぱいアクションとか キャストは主人公のクライベイビーをジョニー・デップ 賛否両論だが チョッとカワイイ顔過ぎるんだよねー ブラッド・ピットとかマッド・ディロンあたりの少しやさぐれキャラがハマるのでは 彼はプライベートでもロックンロール・バンドを当時は持ってたらしいから こういうロッカーを演じて見たかったのだろう クライベイビーの恋人アリスン役はエイミー・ロケーン ま、カワイイけどね カノジョが山の手の優等生のカッコと下町の不良少女の役のギャップがイイよね 使用前 優等生 使用後 ロッカー グリースのサンディともカブるよね アリスンよりかわいいのは不良仲間のワルくてセクシーな脇役を演じていたトレイシー・ローズ 言わずとしれたポルノ・ムービー・スター オレも過去お世話になりました もうね、サイコ-ですよ オレ的に理想のオンナのコかな 全身エロですよ そしてキュート! カノジョのポーズや着こなしは50‘Sの頃のクールなオンナのコを見事に再現している ミナサン! ロックンロールのオンナのコはポニー・テイルじゃないんですよ ソレはモーソウです ロックンロール聴いてたようなワルいコはカーリーでチリチリ コレはグリースでサンディがラストに出てくるシーンでも解るよね このメイクにチューモク 目のハジっこがピョンとつり上がってるでしょ? マスカラでもなく…きっとツケまつげだね 小悪魔っぽくてクールだと思わない? そして前髪がヒタイの上の方でV型にカットされててマユのカタチがモンローのよう こんな髪型とメイクのコ、よくロカビリーのイベントでも見かけます ウラ話でこの映画を撮影中 トレイシーはFBIから厳しく尋問を受けてて (ワイセツ物チンレツ罪で) ソウトー落ち込んでいたらしいけどジョン・ウォータ-ズ監督が 「じゃミンナの犯罪経験をバクロしようぜ」っていうコトになったら 監督は脱税 ジョニー・デップが傷害 ほかにも詐欺とか麻薬とか… 結局、キャストも監督やスタッフも全員前科のある犯罪者だってコトになり トレイシーのワイセツ系の罪もたいしたコトないじゃん ってコトになりずいぶん救われたらしい いいハナシだよねー みんな同じアナのムジナってコトだよ あとベルおじさんを演ずるイギ-・ポップはアメリカン・パンクの先駆者 俳優ではなくロッカーだけどいい演技だ このラットな仕上げのフォードはイマのホッド・ロッドに通じるよねー 最初スポーツ・スターかな?って思ってたけど このヘッドは…サイド・バルブですかぁ! このシーンはシビれます DVでご確認を! コレ 全てのオトコの夢 後ろにフワフワのスカート穿いたコを乗せて「Go! Baby !」 この映画は一応「ミュージカル」なんだけどサウンド・トラックは実にシブイ選曲です! オリジナルありカバーありなんだけど そのカバー曲はクロートをもウナらせるブラックR&Bで ロックン・ロール上級者のための原曲探しの旅にももってこいです! オレ自身実は映画のラストのエンド・ロールに流れる BAD BOYを演奏する THE JIVE BOMBERSのグループ・アルバム は今でもめぐり合えておりません クールスのオールディーズ・スペシャルズでも13曲目ラストに 横山剣氏が切々と歌うアレです ♪I’m Just a Badboy LaLaLaLaLaLaLaLaLaLaLaLaLaLa…♪ とやたらオリジナルはララララララが多いアレ でもあのネットリまとわりつくカンジがホンモノのハクリョクなのです! オレはちょっとだけワルで いつもトッポイカッコしてるけど トラブルだけはごめんだよ オレの夢が叶えられなくなる とオリジナルでも当時の黒人不良少年の日常を歌っております あとタイトルのCry Baby はサントラでは女性白人コーラスと思われる The Honey Sisters とクレジットされておりますが 原曲はThe Bonnie Sistersという女性黒人コーラス・グループの1956年のヒットです 視聴 なんだかオリジナルの方がハクリョクでしょ? 優等生のパーティでアリスンが歌うPlease MR. Jailerは 最初アネット辺りのティーン・ポップかと思ったけど いや待てよ! よくよく考えると あのJump Jack Jump! のワイノナ・カーのゴスペル・ブルースじゃないですか 白人の優等生のパーティでクルーカッツのシュ・ブーンの後で このブルースを歌う設定になってますが これシャレが効いててアリですね オリジナルはこの映画のために書き下ろした キング・クライベイビーとハイスクール・ヘルキャッツとドゥインタイム・フォオ・ビーイン・ヤング はいずれもクールなロカビリー・ナンバーで しっとりとしたR&Bコーラス・ナンバーのティアドロップ・アー・フォーリンは 実はジョニー・デップは歌っておりません クチパクです アメリカの実力派ロカビリー・シンガーのジェームズ・インヴェルドの歌です ジェームズ・インヴェルド クライベイビー視聴 この 「裏グリース」 ロックンロール・バイブルのひとつであること間違いなし! ツタヤに1,500円握って急げ
by hey.onetwo-okujun
| 2006-11-24 00:32
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